第4章 言いなり ★
「わっ…ちょ、待てよ!!」
部屋に入るなりベッドに
連れて行かれて押し倒された。
「ヤろ?良いでしょ?」
「ちょっと待ってって!ダメって言ってねぇだろっ…!!」
「…なに?」
「なんかっ…どうしたの、俺、なんかした…?」
「…んーん、してない。ただ、にのが足らないの。」
「ただって…っうあ!!やめろって!やだっ!!」
「なんで?いつものことじゃん」
「いつもいやだって言うだろうよっ!!」
「…そうだっけ?」
「…!!?お前、ふざけっ…んぁあ!!」
次々と脱がされて、
今日不運にもつけていた
ネクタイで手首を一まとめに
縛られてしまった。
手、束縛すんの好きなんだよな…
「あっ、やだっ…そこばっか…//」
「だってここ好きじゃん」
「好きじゃなっ…んんっ…」
「嘘はいけないなぁ…♪」
結局ろくな抵抗も出来ずに
全部脱がされて素っ裸。
大野さんはそんな俺に跨がって
胸ばかりしゃぶるように舐めてくる…。
恋人にそんなことされたら
俺だって…感じずにはいられない…//
「うあっ…!ぁああッだっ…!!//」
「っ…はぁー…気持ちいいー!!」
「はっ、う…お、のさ…!も、だめっ…イ…」
「えー、だめ。」
「えっ…!?や、やだっ、ちょっ…!!」
「もうちょっと我慢してよ♪」
「くあっ…ンっ…わ、かった…からっ…はずしてっそれ…!!」
「だめだよ。外したらイくんでしょ?」
「くっァ、…はずせよっバカ!!」
「…そんなこと言っちゃう?外せないなぁ。」
「はず、…はずせっ…!!」
そんなに馴らしてもない
後ろに大野さんは躊躇なく
入り込んできて激しく腰を振る。
俺も初めてじゃないから
特に痛くはないけどさ…。
その上、イくって言ったら
次は自分のネクタイで
俺自身の根元を縛られた…
「……じゃあ、お願いして?」
「は…、?」
「外して下さい、お願いします。って言って?」
「お前っ…//」
「いいのかなぁ、イけないよ?」
「っ……」
「にーの?」
「…外して、下さい…お願い、しますっ…//」
「んふ…可愛い。」
「っ//…言ったんだから、早く外せよッ!!//」
「うーん…面白くないなぁ」
「はぁっ!?」
言うこと聞いて、素直に
言った通りに言ったのに
大野さんは外してはくれなかった。
その間も大野さんの腰は
一定速度で動いている訳で…//