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キスマイ的プロポーズ
第2章 S
『美味しかったぁ♪』
「ねーっ♪健永ありがとっ」
あたし今人生で一番幸せだなぁ//
『そろそろ行こっか』
あたし達はお店を出た
お酒も入って火照った身体に
夜風が心地良い
『俺タクシー拾ってくるね』
そう言って大きい通りへ
走る健永の後ろ姿を見つめた
するとさっきのお店の店員さんが
声をかけてきた
『こちらお忘れですよ。
またのお越しをお待ちしております』
あたしに小さな紙袋を手渡し
一礼するとお店へ戻って行った
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