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キスマイ的プロポーズ
第2章 S
『本当はキスしたいくらいだけど
せっかくのメイクが崩れると
いけないから行こっか♪』
私は大きく頷いた
「すごく素敵なお店♪夜景もキレイ」
お店の雰囲気や綺麗に盛られた料理、
美味しいお酒
そしていつもとは違う格好の健永
全てに酔ってしまいそうだ
『前さ、ここ来たいって言ってたから
頑張って予約したの♪』
健永はあたしが多分その場の雰囲気で発した
小さな事でも覚えていてくれる
それが嬉しくてたまらない
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