• テキストサイズ

恋に落ちて 〜織田信長〜

第10章 光秀の思惑



「折角、今夜は寝かしてやろうと思ったのに、酔うているとは言え、どうなっても知らんぞ」

身体を起こしてアヤに跨る。

「煽ったのは貴様だ、覚悟しろ」

思いがけずアヤに煽られた信長は、容赦なく深く口づける。

「んっ、ん」

いつもなら、辿々しく必死で信長の舌の動きについてくるのに、今夜のアヤは積極的に舌を絡めてくる。

「あっ、信長様.....」

信長の頬に手をあてて、更に口づけを求める。

「はっ、アヤ急かすな。じっくり付き合ってやる」

角度を変え、舌を絡めて呼吸を奪う。
チュ、チュ、チュク....と唾液の絡み合う音が響く。
糸を引きながら唇が離れ、また絡め合う。

「んっ...はっ...はぁ」
アヤは涙目になり、口を開けて浅く呼吸をする。

「のぶ...長様、好き.....」

口づけだけで軽く気をやったのか、アヤは身体を小さく震わせて濡れた唇で信長を見る。
その姿だけで信長の熱は更に煽られた。

/ 816ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp