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俺とお前と私と僕

第1章 マリーらら




あなたの目には僕は映らない。

むしろあなたの目には、何がうつる


「失礼します」

「····君はまだ力弱いんだから、もっと鍛えなよ」

「はい」


――――――·····



「ごほっ···咳が出る」


あなたに言われた言葉は氷柱のように冷たく、痛い

だけど時折見せる。小さな微笑みに僕はなぜか嬉しくなる。

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