第71章 おやおや シグマくんの話
その日以降
小吹さんを仕事には呼ばないようにした
呼んだら自分がおかしくなる感じがしたから
主様の話だと
「天音は色んな場所でアルバイトしていますからね。またシグマの飛行船に必要なら話してください、_頼んでみますね」
と言われた
コッコッコッ···
(その方がいい···小吹さんの深い海色を見ると何かが溢れる。)
夢の中に流れた。言葉···
ーーーーー·····
ガチャッ
「フェージャ、終わりました。あっ」
「お久しぶりだね天音」
ペコ
「こんにちは、澁澤さん(今日は珍しいお客さん)」
ちょいちょい
「こちらへ天音」
ててて
「はい」
ぎゅむ
「やはり落ち着きますね」
びきっ
「フェージャ!何をしてる!」
ぴょっ
「ちょ···!」