第71章 おやおや シグマくんの話
ぺらっ···
(今回も特に問題はない、私がしっかりすればよし。この飛行船は必ず守らねばならない)
色々なページを開いては、暗記をする
そうしなければ私はいる価値がない
周りは優秀な異能力に対し私は"凡人"
ふるふる
「···今になって眠気が、しっかりしろ」
キィ···
(彼女は良く仕事する··何を心配してる)
ぺらっ
「さて続き···―――
ーーーー·····
コンコン··
「シグマさん、拭き掃除終わりました」
しーん
(いない?)
····カチャ
(鍵、空いてる)
キイィ
「失礼します。シグマさん···」
室内に入ると机に倒れるシグマさんがいた