第69章 わたしの マフィア太宰さん
敦くんとシンクロして
「ええ?!」
「着替えとか他は後ほど買うとして、部屋は私の隣だよ!」
ぶんぶん
「いやいや!そんな····」
マフィアに寝泊まりとか···部屋まで····どうしよう···やはり出かけなきゃよかった···
じわ··
(また泣く··私の前では笑顔でいて欲しいのに···)
私は何故か自然と···
ぐいっ···
「···っ!」
天音を抱きしめていた
「ーーーっ!」
「泣かないで、お願いだから···」
「あの···泣きませんから···その··離してください··!」
「なら笑って···中也に見せてる笑顔を私にも···見せて」
ゆっくり離され顔を見られる
私は···ぎこちない笑顔を見せる
「···何か違うけど許す、その代わり」
ぎゅっ··
「···!」
「手は繋がせてね。もちろん恋人繋ぎ」
「!!」
そこから私達は雑貨屋さんとかに向かう