第68章 おまえはわたし 中也さんの話
2人は入れ替わり
「だから、手前が考えた事なんだからそのまま行け、失敗なんか恐れるな····」
「はい!」
ひそひそ
「太宰さん明らかに今日の天音さん男らしくないですか?」
ひそひそ
「だから先程から抱きついて異能力確認してるんだけど···」
☆☆
がばっ!
「天音くん!」
ぎゅむ
「んだよクソ太宰!···秘技!背負い投げ!」
びだん!
「ふぎゃ!」
☆☆☆
「って明らかに強かった。普段なら「後でにしましょ?治さん」って言うのに···」
がしっ
「おい、太宰くん···普段から俺は名前呼びしないぜ···?」
「天音さん?!太宰さんの首掴んじゃいけませんよ!」
「敦ぃ··普段の天音との違いをよく見る事だな···」