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恋する奴等

第65章 かきかき 澁澤さん



「天音·····先程の件は、言いすぎた。すまん」

「······」

「隣行って、いいかい?」

「······」

「天音··?」


引き寄せた天音は


すかー···
「····」

「·····」

寝ていた。

(···私の謝罪はなしだ、全く···)

こんな小さい物に対して、

ずりずり···
ぎゅう···
(これが"愛しい")


···パチッ
(暖かい····!ちかっ!)

昨日は先生の胸の音聞いていたのに

今は

キス出来る距離

あわあわ···
(太宰先生の言う顔面能面には見えないけど、)

さわ··
(つやつや···)

ぷに··
(やわらか···っ!)

「寝込み襲うのはいけませんよ」

(起きていた)
「ごめんなさい···あの···おやすみなさい」

「ダメですよ。」

「へっ··」

「ちょっとした意地悪したら寝ます、そのまま」

先生の赤い目が近づく。
そして···



ちゅ·····


何かが触れた





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