第64章 とある話した 咎組
「それじゃ私から、今回はたいへんだったけど満足かな」
出されたのは大量の写真
「これは恥ずかしがる天音くんだろ、これは私の部屋で寝てる時の寝顔~うん可愛い」
「可愛らしい姿ですが何故太宰くんの部屋に?天音は私のですよ?」
「落ち着きましょ、龍彦」
「だって!」
「それなら君のは?」
「私のは···これだ」
出されたのは袋に入った物
「これは?」
「驚かないでくださいね」
袋から出されたのは
どやひこぉ!
「天音くん仕様の抱き枕さ!ちゃんと表と裏もあるぞ!」
がたたた!
『いい値で買うからください!!』
「誰がやるか!」
そわそわ
「ならばちょっと見せてよ」
「太宰くんに貸すと持ってかれるので私が見せます。まず表は···私の服を着て私の上着を抱きしめて眠る天音だろ····」
「龍彦、ください」
「なんで君だけそんな羨ましいの」
「やるか!」