第6章 Charles 15歳太宰さん
びくっ
「すみません」
15歳とは思えない目付き
だけどすぐにその目つきは、いつもの目になり
ポツリ
「···此の儘でいて」
「はい」
私は太宰さんの頭を撫でる権利を得た
こんこん
「太宰いるか?」
反応がない
(確か帰宅したはず)
ガチャッ
「入るぞ。書類確認·····」
俺は驚いた。
普段は見れない太宰の寝姿
伴侶の上に負い被さり、伴侶の片手握り
頭を撫でられてる。
(紙に残すか)
太宰へ
書類確認頼む
そして
伴侶の負いかぶさりは苦しそうだぞ。
織田作