第59章 ぺぺぺ 22歳太宰さん
ちん♪
「出来ましたよ!芥川さん!」
そわそわ
「嗚呼(あぁ)」
ガチャと蓋を開けるとそこには綺麗に焼けた焼き菓子(クロちゃんの形)
私が屋敷内を掃除していたら、いきなりクロちゃんに噛まれ、連れていかれた部屋に
芥川さんがお菓子のページを開いて
どん
「作ってくれ」
きょとん
「掃除終わってから作りますね!」
ってなり今現在に至る。
そわそわ
「之(これ)が焼き菓子···」
「芥川さんはいちぢくが好きだから焼き菓子とか初めて食べますね!」
「···天音と一緒に食べる」
「そしたら片付けしたら一緒に食べましょ!冷ましてる間に片付けしてきますね!」
こくり
ーーーー······
だだだだ
「天音ぇぇえ!何処だ!」