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恋する奴等

第57章 あいたかった 学パロ澁澤さん



「あっ···あの誰か待ってるんですか··?」

女の戯れが来たか

フョードルくんに任せればいいか


「ちょっと大切な人に会いに来たんですそれとお嬢さん···」

「はい(声イケボ)」

「気をつけておかえり」

きゃあああ
「はい~~~!」


「全く物好きな奴もいるもんだ」

「そろそろ時間になりますね」

たたた
「龍彦~~!ごめんね!」

ぱあああ
「あまねぇ!遅かったじゃないか!誰かに貶されたのかい?もう心配したよ!」

(先程までのイケメンはどこに消えた)

「うわうわ!降ろしておろして~!」

すとん、

「それで「太宰くん」はどこだい?」

「太宰先輩は1つ上だからもう少しで来るよ!···あっ初めまして!私は小吹天音です」

「初めまして、お嬢さん··私はフョードル・ドストエフスキー···フェージャと呼んでくださいね」

「はい、よろしくお願いします。フェージャ!」


きゅん
「龍彦」

「なんだ」

ぎゅう
「欲しいです」

「!?」

「貴様にはやらん!!」
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