第55章 こいの恋 澁澤さん
「ありがとうございました~」
薬局で包帯を買った
私はお昼の時間に合わせて向かう
パタパタ
(急がなきゃ···ちょっと悪いけど···)
私はスカートをまくりあげ動きやすく、
ちょっとした高台を飛び跳ねる。
そう私は····
こう見えて小さい時に山ん中を走り回った事もあるからか
木を飛び移ったりする事が得意だ。
誰かに見られてなければいいんだけど···
ぴょんぴょん···
(よしここを飛び超えれば···)
とん····
「おりゃ~~~!?」
最後の木に飛び移った瞬間見られてはいけない方に見られた。
ぱちくり
「天音····?」
しゃ
·······
(社長~~~~!)