• テキストサイズ

恋する奴等

第55章 こいの恋 澁澤さん




深いキズはいつまでも残る



あぁ··

私は死ぬのか··

生命の輝きに···

だけど·····さっきから··



ーーー···きーら、きーら、ひーかーる


優しい声が私を呼ぶ。

光が見える



手を伸ばすと、




ーーー···おーそーらーの

ほーしーよ



ぎゅう



確かに握られる。



あぁ····私は····まだ生きてる

誰だろう。こんな私を死から生に導く、、、







ぱちっ
「天使は·····」


目を覚ますと
そこは私の屋敷

体中に包帯


(太宰くんみたいだ···いたい)

起き上がるのにも時間かかる


ガチャッ
「あっ··フェージャ目が覚めたみたいですよ!気分はどうですか?」

私が見た"天使"は

深い海色の目をした


「····天使だ」


/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp