第52章 きれた 太宰さん
へにょ
「貴方が好きです」
「私も···」
ーーーーー······
るんるんるん~♪
「うふふ~~」
ひそひそ
「最近太宰さん機嫌がいいですね」
「天音と仲直りしたみたいだからな」
「天音さんも広い心ありますね···あれ?天音さんは?」
「あぁお世話になった菓子折を渡しに向かったぞ」
ーーーーー·····
「1ヶ月お世話になりました。よかったら食べてください」
「ありがと天音くん~天音くんの手作りお菓子私は好きだな!」
「光栄です···それでは失礼します」
パタン
コッコッコッ
「お疲れ様です芥川さん!」
「天音か···何か匂う」
すんすん
「お世話になった菓子折です芥川さんにもどうぞ」
じー···
「天音の菓子は好きだ」
「ありがとうございます」