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恋する奴等
第1章 優しさ 中也編
目を覚ました相手は明らかに怖い人
「気安く話したり、手を伸ばすな!」
「·····」
怖い人の言葉はなんだか自分に関与するな!って聞こえた。
でも明らかに熱を出した相手なのに····
「····っ」
手を伸ばすな!と言われても
ぴたっ
「まだ熱ありますね。食欲があるかどうか分かりませんが、何か用意してきますね」
私はそれだけを残し部屋を出た
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