第48章 ぎもん 15歳太宰さん
最近私の伴侶に決めた奴にぎもんを抱く。
カタン···
「太宰さん上着です」
「·····」
「お気をつけてください」
「·····うん」
パタン
(淡々とやり過ごす所··ちょっとは私の伴侶なんだから、笑顔見たいし、)
「太宰来たか」
「うん、織田作」
ーーーーー·····
(やはり怖いな~~いきなり「此奴がいい」って首領に話していきなりだもんね。それに首領にも言われたし)
「太宰くんは色々と大変だけど今と変わらず頑張ってね〜」
「分かりました···因みに何に気を付ければいいですか?」
「自殺未遂かな」
「···!!」
(今ん所は自殺未遂はしてない···周りの方々が見てるからね。····私なんかでいいのか···)
パタン····
「お疲れ様です」
「あぁ」
私はマフィアの方に挨拶をする。
挨拶さえしとけば、問題はない
基本的な事だからね。
「あのさ」
くるっ
「はい?」
挨拶した人が私を呼ぶ
「君確か最年少の伴侶だろ」
「あぁ···伴侶よりは召使いですよ」
「今だから言えるけど、俺達に挨拶するのは嬉しいんだけど、たまーには気をつけて」
「えっ」
「前に君が挨拶した奴いるだろ」