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恋する奴等
第25章 おにに 中也くん
それからなかなか、人間の姿を見ることはなかった
だんだんと
(別に急かす必要ないか)
と考えていた時
どろん
「やっほーー!中也!」
「うげっ·····」
会いたくない。奴がきた
カチャ
「お茶をどうぞ」
「ありがとう、芥川くん」
ぺこり
「名前教えてねーが」
「ふふん!私は妖狐の長だよ?名前なんかわかる」
うぐっ
(くそっ)
「それで何用だよ」
「芥川くんも元人間だろ」
「それがどうした」
「別に~~あとさ私の天音に何かしたかい?」
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