第25章 おにに 中也くん
次の朝
「あれ?天音さんは?」
「確か今日は妖の森を案内する約束だが」
つやぴかりん
「天音はね····寝坊助さんだから。」
ふたり
(····やらかしたな)
「多分そろそろ来るよ。場所は教えてあるから」
「なんか心配だから迎えに行く」
ぽふん
ーーーーーー········
すたすた
(全く太宰さんのおバカ!)
あれきりだと言いながら何回もやるとか!!
ぷんすこ
(今日は喋りません!)
私は言われた場所に向かい始めた。
今日は妖の森を案内してもらう約束だ
この森には太宰さん達の他に色々な妖がいる
もしかしたら、あの角さんに会うのかな?