• テキストサイズ

恋する奴等

第25章 おにに 中也くん



幸い
龍には、小さい頃の記憶がないから助かったがな。

だけど時折自分の頭を触っては

「僕は鬼にはなれないんですか?」

って言うから本当の事を話た

そしたら

「僕を育ててくれてありがとうございます」



ーーー···


しんみり

「龍も大きくなったな···」

「中也さん?」


ーーーーーーー·········


ぱち
「うっ····」


目を覚ませば見慣れた部屋にいた


むくり
(太宰さんの家にいる)

そう
私は太宰さんの嫁としてこの家(屋敷)に連れてこられた。

ひょい
「あっ!天音起きた?」

「太宰さん···??小さいまま」

もふん
「だって小さい方が天音にたくさん可愛がってもらえるからね!」

「····大きい太宰さんも可愛いですよ」

きょとん
(小さい太宰さんは可愛い···大きい太宰さんは····)

ぼふん

「大きい私も可愛がってくれ給え!」
/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp