• テキストサイズ

恋する奴等

第24章 ぼっち フェージャ



「あっ!みつけた!」

「どうしたの?」

「なんか知らない子が··教室にいる」

「あの子か!澁澤先生ちょっと私向かいます」

「はーい」

ーーーー·····


がららら
「ドスくん、ここかな?」

私は渡された書類に目を通した

わかった事は


ドスくんの本名

フョードル·ドストエフスキー

(長い)

そしてロシア出身

親の都合でヨコハマに来たみたいだ

(そりゃ日本語に不慣れだよな)


「この子しゃべらない~」

「君なまえは?」

「·····」


すす···と私の後ろに隠れるドスくん

「ごめんね~、まだ初めての教室だから慣れてないんだ」

『え?』


(やっぱりな)


「ドスくん一旦先生と行こうね」

こくり
「····ーーー」

「?(何か呟いた)」

私はドスくんと一緒にさっき会った部屋に向かう
/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp