第20章 ちまちま 社長
――――――·········
すっ
「食べろ」
「ありがとう··ございます」
芥川さんからソフトクリームを頂いた。
何やらマフィアの首領が私にエリスちゃんの遊び相手を頼むよう来たみたいだ。
良かった
私が探偵社から出ておいて
ぺろっ
(なんやかんや敦くんと中々合わないんだよね)
「天音」
「はい?」
ぺろっ
「ついてる」
「――――――!」
だだだだ
「天音!····!」
「あっ社長!」
「福沢諭吉··天音話は以上だ」
「う··うん、気をつけてね」
はっ···はっ···
「一体何を話していた」