第15章 やわやわ 黒の芥川くん
ーーーーー·····
「今日は···ふふっ、芥川くんは星の本が好きなんですね」
「···また歌ってくれ」
「じゃ··一緒に歌いましょう」
太宰さん····
「せーの」
「天音」
僕の色は····
ーーーーー·······
「太宰さん···僕は····天音が恋しいです」
「·········」
ーーーーーーー·····
「初めて···名前を」
「ーーーっ··いいから」
「うん!··せーの」
『きーらきーら』
色は赤と黒
その中に優しく光る色は
『ひーかーる』
おそらのほしよ
(天音が好きだ)
❦ℯꫛᎴ❧
※個人的感想
芥川くんは初恋とか好きとか気づくの遅いよね。きっと