第91章 のらりくらり 魔族フェージャ
心配だな。
(ちょっと使い魔の気配消して尾行させよ)
ーーーーー···
コトッ
「お待たせしました」
「ありがとう··ございます(魔界なんだよね?)」
魔界にもヨコハマと同じように普通の食事するんだ
私が最初に連れていかれた場所は···。幻?
いや··でもあの場所から歩いて来たんだもの
「食べないんですか?」
「あっ!··いえ、いただきます」
「いただきます」
ぱくっ
「!···っ、美味しい」
「其れはよかったです。」
「魔界も私がいたヨコハマと同じ食事するんですね」
ぱくっ
「··そうですね、私や太宰くんに澁澤さんはあまり食事に関しては無関心ですから。」
「食べるの嫌いなんですか?」
ニヤッ
「···私達は··人の気が原動力ですから」