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恋する奴等

第90章 どらら



ぴくっ
「澁澤さんだけじゃない?」

がらっ

「澁澤さんが帰って···!?」


ぷるぷる
「コレクターの異名を持つ私が···ツインテール」

ぷっぷくすーー
「とても似合ってますよ」

「天音先生に髪縛りを?」

「そうだよ。もちろん膝に座ったよ」

「似合ってますよ澁澤さん」

「ありがとうシグマくん」

がらっ
「次はシグマくんおいで」

「私!?」

むぎぎ
「天音··僕は駄目なんですか?」

「フェージャくんは··」

ぐすっ
「僕だって」

「先生··私は後でいいですよ」

「シグマくん。分かったよ、フェージャおいで」

たたた
ぎゅむ
「はい、天音」

ピシャッ


(多分、髪の毛をいじってもらってる)

ふわっ
「!」

キュッ
「どうだ?」

「織田作先生」

「貴方でも出来るんですね」
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