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恋する奴等

第79章 すみこみ 旧双黒




パタパタ
「太宰さんは今国木田さんに捕まってまだ帰宅しませんから、先に夕飯食べましょうか!」


ばさばさっ
「···!?」

「中也さん?」

「太宰は··?ん?女ん所?今ふたり?」

「太宰さんは国木田さんとまだ社内にいますよ!あー見えて太宰さんは小説家なの忘れてました(笑)」

「天音も意外に言うんだな···帰宅するん···だよな?」

「はい、何時かは聞いていませんが、お味噌汁温めてきますね」

パタパタ···


(太宰が帰宅するまで俺達だけ···普段は、お互いに見ないから)


『いただきます』

「今日の弁当美味かったぞ!」

「よかった~、もしお弁当がまた食べたい時は言ってくださいね。」

「··必要だ、天音の弁当はずっと必要だ。」

トクン··
「えっ···っ、はい!」

その時の中也さんの顔は真っ直ぐ凛々しく言っていた
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