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恋する奴等
第9章 おーまい、にー 保育園
ぱっ
「·····」
ほっ
「あっありがとう···」
「次は···」
澁澤先生の手が私の顔にふれる
「こっちの補給でお願いしますね」
「えっ··ちょっと···」
顔が近い!これじゃ!!!
とその時
「うわあああん!!!」
はっ
「誰かが泣いてる!あの···すみません!」
危機一髪で誰かが助けてくれたように見える
ばたん
「どこにいるの~~···?」
あれ?
いない
きょろきょろ
(おかしいな···誰かが泣いていたはず··)
私は泣き声の主を探しに歩き出した。
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