• テキストサイズ

恋する奴等

第79章 すみこみ 旧双黒




コンコン
「太宰さんお風呂空きましたよ」

しーん···

無反応

カチャ

(あっ、開いてる)

そ~~~··
「太宰さん、失礼しますよ···お風呂空きましたよ」

部屋に入ると周りは原稿用紙だらけ

(太宰さんも有名な小説家なんだよね)

ゆさゆさ
「太宰さん、寝るならベッドに行きましょ」

ぐで~ん
「う~~··ん」

「風邪引かれたら大変だ、よいしょ」

眠る太宰さんを何とか起こしベッドに向かう

「お風呂は明日にして今は···のわっ!?」

いきなり視界がぐるんと回る

痛みは来ない

どさっ
「いちち···どきま···!」

ぎゅ····
「ちょっと、このまま」

「太宰さん?!狸寝入りですね!···どきますから」

「だめ···」
/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp