• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第47章 嫉妬


その日の夜、潤は和が自分の部屋に呼ぶと言っていた

俺があんまりにも煩いから…って言ってたけど、実際は自分が潤といたいだけだよな…(これ以上言うと、俺殺されそうだから黙ってるけど…)

‹コンコン›

翔「はい」

雅「翔ちゃん…俺だけど…今良い?」

翔「雅紀?良いよ」

翔ちゃんの許可をもらって部屋に入ると、今日買ってきた本らしき物を読んでいた…(チラ…と見えたけど、何書いてるのかサッパリ解らなかった…)

翔「何?どうかした?」

…しまった…それらしい要件、何にも考えてなかった…

雅「えーっと…その…き、今日はいい天気で良かったね!」

翔「え?う、うん…そうだな…」

うわーっ!俺何言ってんだよーっ!

どうしよう!何か言わないと…!

1人ワタワタと焦っていたら

翔「なあ、雅紀…明日何か予定ある?」

雅「明日?別にないけど…」

翔「じゃあさ、俺と水族館に行かないか?」

雅「えっ?す、水族館?」

翔「うん、実はさっき書店に行ったらくじ引きやってて、水族館のペアチケットが当たったんだ」

そ…それって…デートのお誘い…?

雅「い、良いの?潤は?」

翔「潤は、どうせなら和也と行きたいって言ってたし、俺も雅紀と行きたいから…だ…ダメかな…」

そう言って翔ちゃんはホンノリ顔を赤くして照れてる様だった

雅「だ、ダメじゃないよ!俺も翔ちゃんと行きたい!」

翔「良かった…じゃあ明日な」

イ…イヤッターッ!

翔ちゃんと久しぶりにデートだ!

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp