第32章 年の始めに
~智side~
年も明けて今日は大野の実家でのんびり(昌宏は年末年始ホテルが忙しいから居ないけど…)していたら
「智パパー!」
智「おー、さくらー」
長澤親子がやって来た
かえで「さくら、新年のご挨拶は?」
さくら「えーと…明けましておめでとうございますっ!」
和「おめでとうございます」
雅「偉いねーさくらちゃん、ちゃんとご挨拶できて」
さくら「えへへ」
その時さくらの格好を見ると
潤「あ、さくらちゃん着物だ」
翔「ほんとだ、可愛いね」
さくら「ホント?ねー雅紀お兄ちゃん似合ってる?」
雅「うん、似合ってる。可愛いよ」
さくら「やった!」
…何で雅紀だけに聞くんだ?
和「智兄さん、僻まないで下さいね」
智「…うっせー…お、そうだ。さくらお年玉だぞ」
翔「あ、俺達からも」
さくら「わー!ありがとう!」
さくらが喜んでくれた事で、翔くん達も嬉しそうにしていた
長澤「悪いな何時も」
潤「いえ、こんな時でないと渡せる事ありませんしね」
その後、長澤親子は初詣に行くと言って帰っていった
雅「でも早いね、一年経つのって」
潤「そうだねー…」
智「翔くんと潤が来て何回目の正月かな…」
翔「…何回…っていうか…気がついたら…」
和「しっ…そのネタは止めた方が良いですよ?でないとまた…」
《…ちっ…》
全員「・・・」
雅「い、今舌打ちが聞こえなかった!?」
和「だから止めた方が良いって言ったんですよ」
潤「…先手を打たれたからか?」
とりあえずこの話題は止めておこう…