第20章 本日、引っ越し日和
~智side~
雅「よいしょ…智兄ー!これ何処まで持ってくのー?」
智「ああ、それこっちに置いてくれ」
潤「智兄さん、これは?」
智「それはここ」
この間からやってた事務所の上の改装が終わったので、今日は皆で引っ越しの手伝いをしてくれてた
…とうとう俺と昌宏の新居となる部屋が…
雅「もー!何でさっきから俺ばっかり重い荷物運んでるのー!?」
和「雅紀兄さんが1番馬鹿力だからに決まってるでしょ」
雅「馬鹿は余計だよっ」
翔「雅紀…馬鹿力ってのは、あきれるほど力が強いって事で、他意はないんだぞ?」
和「ホントにお馬鹿なんで、馬鹿って言葉に敏感なんですよねー…」
雅「うっ酷っ!(泣)」
まあ…確かに雅紀にばかり重い物持たせ過ぎたかな…
松「おーい、お前ら。入り口の真ん前で立ち話されると邪魔だろ」
潤「早く片付けないと日が暮れるよー」
翔「おっと、そうだな」
その後急いで終わらせて、何とか生活出来る位には片付けを済ませた
和「こんなものですかね?智兄さん」
智「そうだな…サンキュー皆」
松「お疲れさん、とりあえずゆっくりしてけよ。今お茶でもいれるから」
そう言って昌宏がキッチンに行こうとしてたら
翔「あ、お構い無く。俺達は戻るので」
智「えっ何で?休憩くらいしていけば…」
雅「せっかくこれから2人の生活が始まるって時に、俺達は邪魔でしょ」
和「どうぞ、ごゆっくり」
潤「あ、智兄さん。松岡さんが居ない時は早めに言ってくれたら、智兄さんの食事も準備しておくから」
…そんな気を遣わなくても良いのに…