• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第17章 知らされた真実…その時貴方は…


~潤side~

<コンコン>

翔「おーい潤、今良いかー?」

1人部屋に籠っていたら、翔兄さんが訪ねて来ていた

…けど、今は誰とも話をする気にはなれない…

潤「…悪いけど…」

翔「…和也の事で話があるんだけど」

潤「えっ?」

和の事って…

その言葉に俺はドアを開けて翔兄さんを部屋に通した

潤「…翔兄さん…和の事って…」

翔「…聞いたんだろ?アイツから…和也との関係を…」

潤「・・・」

俺が答えられずにいると、翔兄さんは俺のベッドに腰かけて

翔「…どう思った?」

潤「どう…って…嘘だと思った…和に限ってそんな事する訳ないって…けど…」

翔「和也は否定しなかったんだよな…」

潤「翔兄さん…もしかして知ってたの?」

俺が聞くと、翔兄さんは顔を縦に振り

翔「和也から聞いた…お前の事避ける理由を聞きたくて…」

潤「…そう…」

和が俺を避けていたのは…このせいなんだ…

翔「許せないか?和也の事…」

潤「え?」

翔「和也はずっと、お前の事裏切ってしまったって思っていた…お前はどう思った?」

潤「裏切るって…和はきっと、何か訳があってやった事なんだろうから…」

俺がそう言うと、翔兄さんは微笑んで

翔「それが真実だよ」

潤「…え?」

翔「今お前が思ってる事をそのまま和也に言ってやれ…和也もそれを望んでる」

潤「翔兄さん…」

俺が思ってる事をそのまま…

和も望んでる…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp