第17章 知らされた真実…その時貴方は…
~和也side~
翔兄さんに全てを打ち明けて数日…
あれから潤くんは俺の事を詮索してくる事はなかった
もしかして翔兄さんが何か言ったのかと思ったけど…
翔『俺は何も言ってないよ。潤がお前に自分で聞くからって言ってたけど、俺が勝手にお節介やいて話を聞いたからな…』
…潤くん…俺に気を遣ってくれてるんだな…
そう思った俺は、あえて潤くんの事避けるのを止めた…
…やっぱり俺は潤くんが好きだから…
どんなに嫌われても、潤くんの側にいたい…
智「…和也…どうかしたか?」
和「えっ?」
智「いや…何かぼー…っとしてたから…」
いけない、いけない…つい考え込んでた…
智「どこか体調が悪いのか?」
和「大丈夫ですよ。私は雅紀兄さんみたいにボケっとはしてませんから」
雅「和ちゃん!いきなり訳も解らず酷っ!(泣)」
そんな事を言っていたら
潤「ただいまー」
智・翔・雅・和「…えっ?」
潤くんが何処からか戻ってきて、俺達皆が驚いてるとリビングに入ってきた
翔「潤…お前どこ行ってたんだ?」
潤「喫茶店だよ。いつでも店を開けれるように準備しに行ってたんだ」
雅「へ?準備って…何時開けるの?」
潤「うん…出来れば週明けには…」
和「えっ!?」
し、週明けって…
翔「バカ!まだ早いだろ!そんなに急がなくても…!」
潤「大丈夫だって。心配性だな…翔兄さんは…」
翔兄さんじゃなくても止めるって!
週明けっていったら、明後日だよ!?