第6章 番外編 とある日の夫婦。
何時ものように翼さんとお酒を飲んでいるといきなり電話がかかってきた。
あれ?さっきも掛かってなかったか?と思ったが黙っておこう←
神谷《もしもし?》
代永「はいはい、もしもし?」
小野《代永くん、代永くんさ、もしかしてだけど酒…飲んでる?》
代永「んはははwwww」
どうやらまた神谷さんと小野さんからかかってきたみたいだ(笑)
今良い感じにお酒が回ってきてるからなぁ…(笑)
神谷《あれ、ってことはそこに爽空いる?》
「はーい、神谷さーん、いますよー?」
小野《あ、二人で飲んでたんだ(笑)》
「はい、ちょっと私はお摘まみを作ってきます」
そう言って私は台所へと向かう。
リビングの方に耳を傾けてると「女子じゃなぁい!」と聞こえてきてつい笑ってしまった。
適当にお摘まみをつくってると「もぉ~」と言いながら私のところにくる翼さん。
「あれ?通話はもう終わった?」
代永「うーん…」
そんな会話をしてると不意に翼さんが私の首にグリグリとすり寄ってくる。
「おーい、危ないぞ…」
そう言っても止めようとしない翼さん。…すっごくくすぐったい。