第1章 *御幸一也 『手取り足取り』
御幸side
締め付ける音葉の中で、ドクドクと余韻に浸る。
...よし、もういいか。
『はぁ、はぁ...んっ、?』
中で大きくなったそれに、気が付いたのだろう。
『...かずや、これは?』
「よし、第2ラウンドといくかっ!」
清々しい笑顔を見せ、引き抜き、ゴムを付け替える。
そして、すぐに挿入。
『あぁ、イったばっか、なのに...!』
「朝練に遅れないようになっ。」
そう言って俺は、再び腰を振り始める。
〜Another story〜
貴方side
朝の光で目が覚める。
上半身を起こそうとすると、腰に激痛。
『いっ、、!』
「おはよ...。眠れたか?」
そう言ってニヤリとしてくる。
『腰痛すぎるんですけど...。』
「そりゃ4回もヤったらな。」
そうだ。こいつは、あの後3回も続けたのである。
「ま、お前気持ち良さそうだったし、結果オーライだなっ。」
『早く練習いけ!!』
否定が出来ないので、とりあえず追い出す。
いっその事遅れて怒られろ。
まぁ、たまになら、これぐらいしてやってもいいかな。
次は優しく。
倉持によれば、この日の御幸のバッティングは絶好調だったらしい。