第3章 雄英体育祭
家のドアが閉まってから数秒、立ち尽くして思い返して頭を抱えた。
恥ずかしい。でも、嬉しいような、あ〜だめだめ。頭痛くなりそう。
とりあえず、もう今日は寝よう!!!!!!
寝る支度を済ませてすぐに布団に入った。
あー。もう。勝己くんのせいで寝れないじゃんか。
結局、私は数時間無駄にゴロゴロして、眠気が来るまでひたすら転がり続けた。
「ふぁ~。」
朝?か。
いつもどおり、制服に袖を通して、玄関を開ける。
よし。今日もがんば
「おせぇんだよ!」
「か、つきくん、」
「夢翔ちゃん!おはよう。」
天使のような出久と、地獄のような勝己くん。