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黒愛2 【進撃の巨人】

第3章 3 (裏なし)


エレンが私の頬を、熱い指先で撫でる。

そのままその指は私の顎をとらえた。


私の顎を優しく持ち上げる。



これって……………!



「…………いいか?
ソフィアにキスしても。」

「――――――っ!!」


「つーかもう…
こんな至近距離にいたらアレだし…俺…。」


エレンは私の後頭部に右手を置く。

頭を支えられて、きっともうエレンの唇からは逃げられないだろう。


「俺も目、つぶるから…
ソフィアも目、つぶってくれ。

いいか?終わるまで絶対開けんなよ?」

「………………うん。」


意を決して目をそっと閉じる。

心臓が壊れてしまいそうだ。


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