第2章 2 (裏あり)
もう何も考えられない。
ひたすら快感を求める。
「……………ソフィア、出すぞ。」
兵長のあえぎあえぎの声が、耳にはいる。
「出すって…………。」
「もう俺もイク。中に出すぞ。」
え、
いくら私でも、子供の作り方くらい知っている。
「そっ!!それは…………
はぅ…………あぁっ!!
ダメ、です………兵長!!」
「我慢、できねぇ…。中に出させろ…。」
「兵長……………。」
兵長は私の髪をすくように撫でると、私の唇を挟むようにして唇を重ねた。
「安心しろ…………。
そんときは俺がお前を…
嫁にもらってやるよ。」
「――――――っ!!」
唐突な言葉に頭が真っ白になる。
そして止まない快感が私の全身を駆け巡っていく。
もう…………どうだっていいや。