第5章 5 (裏あり)
「………………リヴァイ、ちょっとそれは本気?」
「俺がソフィアに嘘をついたことがあったか?」
「いや、今。」
「………………。」
リヴァイの提案はこうだ。
調査兵団本部には私とリヴァイの部屋が一つずつ与えられているが、どちらかの部屋に2人で住もうと。
まぁ、リヴァイの方が立場が上なのでリヴァイの部屋のが広いからリヴァイの部屋になるだろうが。
「エルヴィンも俺達の関係は知っている。
文句は言えんだろう。」
「私の空いた部屋はどうするの?」
「エレンの拘束部屋にでもすればいい。」
「エレンは15メートル級だよ。
あの部屋は1.6メートル級巨人で精一杯だわ。」
「………ほう。
それは誰のことだ?」
「心当たりがあるならそれであってると思う。」
「ちっ…うるせぇな。
話が脱線しちまった。
で、いいよな?
ソフィア?」
少し考える。
別にデメリットはないし…むしろメリットしかない…かな。
「わかった。いいよ。」
「よし、決まりだ。」