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チョコっとな愛。
第1章 バレンタインデー
「今日は珍しいことだらけだな」
「変わらないのはお前のチョコの数だけだな」
そうして、謙二の告げた通りの学校生活を終え
俺らは歩き始める。
チラッ…。
「…りょーくん、どうしたの?さっきからチラチラ…うしろに何かある?」
「あ、いや…」
必死にごまかそうとしたがとっさに出た言葉は
「風が泣いてる気がして」
…
厨二った。
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