第3章 どこ見てんだよ(N)
さんざん悩んだけど決められなくて、頭を抱える翔さん。結構優柔不断。ま、品数多いしね。仕方ないでしょう。
二「もうそれ、翔ちゃんのマイメニューでいいよ。俺ら四人でこっち見るから」
相「俺ね、俺、刺身の盛り合わせ食いたいっ!」
櫻「い~ね~」
松「こっちの創作系も旨かったよね」
櫻「い~ね~」
相「…翔ちゃん、もう全部頼んじゃったら?」
櫻「い~ね~。…って!誰がそんなに食うんだよ!?」
二「おーのさんは?」
大「…」
二「おじさん。起きてマスカ?」
大「オキテル」
二「何にすんの」
大「何でもいいや」
松「何かは決めてよ」
大「来たの、適当に食べる」
櫻「俺はやんねーよっ!?何一つっ」
空腹すぎて(?)殺気立ってる翔ちゃんに、潤くんと相葉さんが苦笑い。
二「ていうか、そんだけ真剣にメニュー見てて『何でもいい』って。どゆこと?」
大「違うの、これ。見てた」
二「?」
指差してるのは、メニューの下の方に描かれてるイラスト。野菜とか魚とか…あ、旬な食材の絵なのかな。絵手紙とかであるような感じの。本で言うところの挿絵的なね。
大「これ、手描きかなぁ…」
二「メニュー見ろや!まずはっ」
翔くんと同じレベルだよ、これ。一人でじっくり見てると思ったら。