第9章 仲間ハズレ?(A)
と、気持ちではかなり頑張ってんだけど、なかなか体の方が言うこと聞いてくれないんだよな…。目の前で涼しい顔してるリーダーがホント羨ましい。くうぅ~…っ。そのダンスの才能に嫉妬しちゃうっ!
相「ね~。なんでリーダーはそんな完璧なの?」
大「ええ~?……フッ。“リーダー”、だから。」
変な決め顔のリーダーに一笑いして立ち位置入ったら、ニノがすい~って寄ってきた。
二「大野さん、なんて」
相「え?」
二「妬いてた?」
それってデートのこと?なんでリーダー??なんで小声???
相「俺が妬いてた。諸々」
二「…オマエはどーでもいんだよッ!」
使えねぇな!って捨て台詞残して、去って行きやがった…。
えっ?
ちょっと、ナニあれ!なんなのっ!?
マジで。ねえ。俺、何かした!?ねえって、ニノっ!?
必死に視線送ってんのに完全シカトだし、あのやろ。
気になってフリめちゃくちゃ間違えたじゃねーか!超・完璧だったのにっ!!(笑)