• テキストサイズ

【ALL】手(気象系)

第7章 気になる、から(M)



「あ、遥ちゃん」
「はい?」
「混んでるの?今日」
「う~ん…そうでもないです(笑)」
「じゃあさ、ちょっとあとで時間取れる?」
「え?はい…。大丈夫だと思いますけど…?」
「おいおい松本~?堂々とナンパすんなよ~」
「違ぇよバーカ!…じゃ、あとでね」
「はい…」


帰り際、ダチを外で待たせて、ちょっと話しようと思ったんだけど…ちょうど混んできちゃったんだよね。俺のことバレても迷惑だし、その日はアドレス交換だけして別れた。

でもちゃんと顔見て話したかったから、早速後日会う約束をした。店では話しにくいかも知れないから、俺の知ってる店で。

…デートじゃありませんよ?言っとくけど。俺は無罪なんで(笑)。

でもそうなると、二人だけで会うのはちょっとアレだよな…。どうすっかな。

ま、それは後で考えるとして。

/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp