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【ALL】手(気象系)

第4章 楽しかったからいいんだよ!(A)



こないだは楽しかったね。超美味しかったし。今回は記憶、ちゃんとありますよ?ていうか、俺メンバーと一緒だったら何でもウマイんだと思う。だってホント…楽しいもん!いろいろ込み入った話もゆっくりできたし、ホント楽しかった♪

初参加だった翔ちゃんも、あの店気に入ったみたいで。あの後、またすぐに行ったんだって。

大「え。…そうなんだ」
相「うん。友達のナントカ会で。遥ちゃん、サービスしてくれたって喜んでたよ」
大「へえ…」

遥ちゃん。お店の店員さん。青いドレスの子ね。

ホントにお店の子だったんだよ。正確には女将さんの姪っ子で、バイトの調整ができなかったりすると借り出されるみたい。どうりで説明詳しいと思った。…って、翔ちゃんが感心してた。確かに、バイトじゃそんな詳しくは説明できないよね。『ちょっと店長に聞いてきます!』ってなるか。なるな、俺なら。

相「翔ちゃんさ、遥ちゃん、ちょっとタイプって言ってたよね。どうなんだろ」
大「ん~…」
相「でも、なんかそういうのいいよねぇ。出会い?お店の店員さんとかって、なんかよくない?」
大「んー…」

気のない返事。て、リーダー、わりといつもこうか。でも、何か違和感あるかも。もうちょいさ、いつもは『ちゃんと聞いてます』って顔してない?実際聞いてなくても。…何となく、だけど。考えすぎ?

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