第4章 私の気持ちと貴方の気持ち
alice「……ケホ…ケホ…(薬…飲まなきゃ…)」
コンコン…
alice「はい…」
ガチャ…
Sans「よぅ。大丈夫か?」
alice「Sans…ケホ…」
Sans「薬買ってきたから、食事とって飲んどけ。あー…そういえば、食事は?」
alice「まだ食べてない…」
Sans「…じゃあ、俺が用意してやるから、少し待ってろ。」
バタン…
alice「ケホ……(何で、私の為にこんなにしてくれるの…?)」
私が風邪をひいて一週間、Sansは毎日お見舞いに来てくれる。正直嬉しい。けど……
ガチャ…
Sans「待たせたな。お粥を作ってきたぜ。起きれるか?」
alice「うん。ありがとう…。」
コト…
alice「いただきます…。」
私のこの気持ちを消したくても消せない。Sansのことを好きになってしまった気持ちを……
alice「ごちそうさまでした…。」
Sans「あぁ。…!……今日はそんなに食欲ないみたいだな…。」
alice「うん…ごめんね…。」
Sans「気にするな。…食器片してくるから、薬飲んで、ゆっくりしとけ。」
ガチャ…バタン…
alice「…ゴク……はぁ…」
これがもし片想いだったら…想いを伝えた後にジョークだよ!って言えるのに。
alice「…好きだなんて言えないよ…。」
Sans「誰にだ?」
alice「っ!?//////(い、いつの間に…)」
ギシッ…
alice「…!/////」
Sans「病人だから何もしねぇよ。だから…教えてくれないか?aliceの好きなヤツって誰なんだ…?」
alice「……Sans…だよ…。///////」
Sans「…え?俺??」
alice「(頷く)」
Sans「………」
alice「さ…Sans?」
Sans「あ…あぁ、悪い。嬉しくて固まっちまった…俺も…aliceの事が好きだったからさ…他のヤツだったら、諦めてたぜ。」
alice「えっ!!//////」
Sans「お前さんが元気になったら、デートに行こうかなと思ってるんだが…どうだ?」
alice「貴方となら大歓迎…/////」
数日後、二人でデートを楽しみましたとさ。