第10章 解散式
「あのっ!お酒って何時になったら飲めるのですか?」
それに対してペトラは微笑みながらこう言った。
「それはね、の体がもう少し大人になったら飲めるようになるわ。大丈夫、もう少しで大人になるから。焦らないで?」
それを聞いたオルオは少し残念そうに肩を落とす
「そうだな、子どもに酒は勧めちゃいけねーな。」
「私、まだ子どもなんですね・・・」
ガックリと肩を落とすにリヴァイはやって来るとの頭ををクシャクシャと撫でながら、こう言った。
「オメーはゆっくり大人になればいい。そのかわり成績は首席で調査兵団イチだ。俺の記憶が正しければ、首席がこの調査兵団に入ったことはない。憲兵団ならば別だがな。」
「それはリヴァイ兵長のおかげです」
「そうだな、俺が見込んだだけある。今後キッチリ借りは仕事で返してもらうがな」
普段は殆ど喋らないリヴァイだったが今日は饒舌だった。