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【進撃の巨人】兵長と劣等生

第10章 解散式


解散式




そして、月は巡りとうとうは解散式を迎えた。はリヴァイの思惑通り首席で
修了し調査兵団の勧誘の場にいたが、は既に自由の翼の兵団服を着て調査兵団の側にいた。

今年は何人が残るかと毎年幹部たちは気を揉むのだが、今年の調査兵団の
志望人数は過去最多となった。


「!待ってたよ!」

「ペトラさんよろしくお願いします!」


まるで本当の姉妹かのように抱き合っていた。


「の部屋は私と一緒だよ!」

「良かった!これからも一緒なんですね!」

「さぁこれから新兵歓迎会だから今日は美味しい物が出るかも知れないよ!」

「わぁ!楽しみっ」

「そうそう、リヴァイ兵長から渡されたんだけど。はいっ!新しい兵服よ。」

「えっ?私もう持ってるのに・・・」


不思議そうな顔をしては受け取る。



「だって、もうの来ている服小さくなったでしょ?ほら身長も胸もきつくなって
きてない?」


ペトラはニコニコと笑いながらに手渡す


「本当は私が先に気づくべきだったんだけど…リヴァイ兵長に先を取られて
しまったわね。」


そう言われると立体機動装置を付けて動く時に少しきつい気がしていたがは緩やかに成長していたので今まで気づかなかったのだ。ペトラに促されるままに新しい兵団服を着ると胸元もすっきりして動きやすくなった。


「動きやすくなりました!」

「良かった、ジャストサイズ!さすがに関してはリヴァイ兵長は抜かりないわね」

「え?兵長が服を選んだんですか。」

「ええ、そうよ。1人で備蓄庫をガサガサしていると思ったら、あなたの服を探して
いたのね」


そこではふと疑問に思った。


「何でリヴァイ兵長が私の体の大きさを知ってたんでしょう?」

「そうねぇ・・・対人格闘術でと組んだ時に分かったんでしょうね。少なくとも対人格闘術では相手の全身に触れるから。」


相手の全身に触れると言う言葉には赤くなる。
そう言われれば、今までは全く異性であるリヴァイと対人格闘術の練習をしていた時には意識をしていなかったが今やそれに気づいた時、穴にでも入りたいくらいの衝動に駆られた。
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