第9章 恋ってなぁに?
そう言ってエルヴィンは指示書を書き判を押した、そしてリヴァイも判を押した。
翌日
は調査兵団の鐘の音と共に起床し、ペトラと食堂に向かうとそこにリヴァイが待ち構えていた。
「、今日の午前の訓練は出ずに医療班に行って診察をしてもらってこい。」
「え、体のどこも調子悪くないですが。」
「団長命令だ、飯を食ったらとっとと行ってこい。」
「分かりました。」
は渋々と言うようにペトラに連れられ医療班に行くと診察結果は意外なものだった。
「中程度の発育障害が認められ骨形成にやや遅れが見られるが、それ以外は健康。要経過観察。ただし、訓練量が多いため食事の他に補食を摂らせること。」
とのことだった。は団長室に報告に行くと、医師に渡された紙を手渡し。それを読んだエルヴィンはほっとした様子だった。
「補食って何ですか?」
「3度の食事の他にも食べなさいという意味だ。の補食箋は医師から出されているから。後で食べなさい。」
「まだ食べなきゃだめなんですか?太っちゃいます。」
「成長期だからな、プラス君には深刻な飢餓の時期があった。致し方なかろう。さあ訓練に行っておいで。余りここで時間を取らせるとリヴァイの機嫌が悪くなる。」
そうエルヴィンに言われは訓練へと戻った
「リヴァイ兵長、戻りました!」
「か訓練は出来そうか?」
「はいっ!問題ないと言われました」
「よし、それではも訓練に入れ!」
もう何度この調査兵団に来ていることか、は既にリヴァイ班で何とか追いついて行ける程度の立体機動装置での移動や巨人模型を叩き切る技量を自分のものとしていた。
「おっ?出来るようになってきたな、。」
オルオが声をかけるとは笑顔で応じる。
「あと数ヶ月でお前は修了だ。せいぜい後悔しないように訓練に励めよ!」
「はいっ!」